呼吸器疾患等リハビリテーションについて
作業療法士（OT）が働く呼吸器リハビリテーションについてまとめてみました。これから作業療法士になりたい人も身体障害系作業療法士に転職を考えている方も必見です。子どもや孫をリハビリ職に作業療法士にしたいという方もぜひ！
目次
1.呼吸器リハビリテーションとは
呼吸器疾患リハビリテーションで働きたいのであれば脳血管疾患等リハビリテーションや運動器等リハビリテーションで同時に働くことが多いと思います。すなわち呼吸器疾患だけでなく、脳血管疾患や運動器疾患の知識やスキルも必要になることが多いです。
2.呼吸器疾患等リハビリテーションの作業療法の実際について
対象疾患はＣＯＰＤ(閉塞性肺疾患)等が多いですが、急性肺炎、肺がん等も治療したりします。急性肺炎等の場合は１カ月程度の治療を目標にします。
胸郭という肺が入ってる部屋の動きを良くしたり、気道に詰まった痰を排出したり、呼吸しやすいよう身体を鍛えたりと呼吸器に焦点を当てるだけでなく身体全体のリハビリを行います。
すなわちSqueezing（呼吸介助）や肩甲帯のモビライゼーションの呼吸リハビリだけでなく、筋力増強訓練・ストレッチ等の全身のリハビリも行います。
夕方等に呼吸が苦しいからセラピストにきてほしいという患者様からの依頼はよくあります。大変ですがやりがいはあります。作業療法士は人から頼りにされる素晴らしい職業だと感じる瞬間だと思います。
3.まとめ
ほとんどの場合、呼吸器疾患だけでなく他に合併症がある方が多いと思います。脳血管疾患等の病後の方も多く、脳血管疾患後遺症も合わせてリハビリすることも多いと考えます。
身体障害のリハビリを行う上で呼吸器系疾患のリハビリは避けて通れないのではないかと思います。
今後、身体障害者系の作業療法士に転職希望の方は勉強しても損はない分野だと考えます。。
作業療法士の就労分野は多岐に及びます。現在は精神科領域や障害福祉分野で働いている方も多いと思います。
もちろん、どの分野もやりがいがあり素晴らしい分野です。
しかし、身体障害分野もやりがいはもちろん、給与アップも望める分野だと思います。少しでも興味のある方は他分野からの転職も検討する価値はあると思います。
まだまだマイナーな作業療法士ですがこれからも良さを発信していきますので作業療法士になるという選択肢を持って頂けると嬉しいです。🥰🥰🥰
次回からも資格や健康、病気、心理、リハビリ、ダイエット、運動、
それと転職には転職サイトがおすすめです。登録して働きたい職場の条件を登録しておけば勝手に探してくれます。給与交渉等もしてくれたりするのでお勧めです。私も私の妻、友人・知人も使っているものもあります。色々してもらえるので、めんどくさくなくていいですよ。
４．転職について
スキルアップ＝給与アップとはいかないのが医療の世界ではないかと思います。
給与アップにはやはり転職が一番の近道ではないかと思われます。
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自分も何度かの転職により給与を上げてきています。給与がなかなか上がらないという方は検討しても損はないと考えます。
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