作業療法士の転職についての悩み相談まとめました!

作業療法士の転職について悩み相談を受ける事が多いです。そこで悩み相談についてまとめてみました。今回は主に精神障害分野から身体障害分野に転職を考えている方、精神科で身体リハビリを行いたい方必見です。
以下の相談に答えさせていただきます。
1.他の分野へ転職時期について
2.勉強をするとしたらどういったことを勉強するといいか
3.精神障害分野から身体障害分野の転職について
4.患者様とじっくり向き合いつつ、ゆっくり、リハを提供できる身障の領域は何に当たるのか

5.精神科でも身体リハビリは可能なのか。

とういう1~5の相談を受けましたので順番に答えさせて頂きます。

目次

1.他の分野へ転職時期について

他の分野への転職に関して早いほうがいいかと思います。
しかし、4年から5年くらいは現在の分野の経験を積んでからでも遅くはないと思います。それが強みになると考えます。

2.精神障害分野から身体障害分野へ転職する際に必要な勉強について

 まずは解剖生理学・運動学ではないかと思います。
それに加えて病理学や手技的なものを足していく必要があります。作業療法分野だけでなく、言語聴覚療法の知識や理学療法分野の手技的な勉強も必要になるのではないかと思います

3.精神障害分野から身体障害分野の転職について

 まず前提として、自分たちは身体的にも精神的にも最高の技術をもってサービスを提供するだけの存在です。保険点数を請求し、給与をもらうとはそういうことです。
もちろん、我々も人間ですから、そう上手くはいきません。ただ日々の努力を欠かしてはいけないとは思います。
どの分野で生きていくかは、どの分野で給与がもらいたいかということであり、勉強に興味をもって取り組める分野が望ましいとは思います。
ただ、両方の分野を経験することは将来的には自分の就職の幅を拡げることに繋がるとは思います。
精神障害分野での学びは身体障害分野でも活きますし、身体障害分野での学びは必ず精神障害分野でも活きると思います。

4.患者様とじっくり向き合いつつ、ゆっくりとリハビリができる身体障害分野のリハビリ施設について

 現在、身体障害領域のほとんどがセラピスト個人のリハビリ件数について言われます。すなわち、件数をこなし、保険点数を得なければ給与はもらえないと言うことです。
その傾向は精神分野より身体障害分野が激しいです。少なくてもゆっくりと働ける身体障害分野を私は知りません。
デイサービスなど、まれにありますが、もちろんセラピスト個人の売上が低いですから給与も低く設定されることが多いです。
忙しく、件数をこなしながらも治療的効果を出さなければ苦情として現れます。適当ではいけないと言うことになります。
 しかしデイサービスも件数が多い場合もありますので一概には言えないかもしれません。通所リハビリすなわちデイケアは件数が多く、忙しい所が多いと思います。

5.精神科で身体リハビリを提供することについて

精神科で身体リハビリを行うこともあります。
精神分野+身体障害分野の経験が必要になる場合もあり、どちらの分野も知っておくことに越したことはないということになります。
また、精神科病院でリハビリを提供するのは身体障害分野、一般病院などで身体リハビリを経験してからのほうがいいとは思います。
 ちなみにうちの精神科病院に理学療法士もいますし、今後は脳血管疾患等リハビリや運動器リハビリの施設基準を取得する予定です。
今は精神科病院でも脳血管疾患等リハビリや運動器リハビリの施設基準を取っている病院も多いです。
精神科だけ身体障害の二刀流になることをお勧めします!
どちらもOTです。
 現在、私は精神科のデイケアにて身体障害の作業療法を提供してます。まさに2刀流です。
私の場合は室長、衛生管理者、看護師、精神保健福祉士、公認心理師との兼務ですので身体リハビリだけを提供できているかと言われたら難しいです。(もちろん、その前は病院等で身体障害のリハビリを長いことしておりましたし、通所リハビリや特養にも応援で行ってました)
 それとデイケア室長になってしまったため、今回は実現しませんでしたが精神科病院で脳血管リハビリテーションや運動器リハビリテーションを施設基準を取得し、リハビリ専従として精神科で身体リハビリを提供する予定でした。
このような例もあり、精神分野+身体障害分野の経験が必要になる場合もあり、どの分野も知っておくことに越したことはないと思います。そして精神科病院で身体リハビリを提供するのは身体障害分野、一般病院などで身体リハビリを経験してからのほうがいいとは思います。
身体と精神の二刀流。夢が広がりますね。OTとは本当に素晴らしい職業です。

5.まとめ

 いかがでしたでしょうか、最近、質問を受ける内容をまとめてみました。
ぜひみなさんの今後の進路の参考になれば幸いです。
また、分野を変えるのには給与や休日、福利厚生等の条件がいいところに移ることが必要です。
そのためには、早めに転職サイト等に登録して1~2年前から探してもらうことが大切です。納得のいく転職先が見つかるのではないかと思います。
 6.に転職サイトやメリットをまとめておきます。ぜひ参考にして登録してみてください。

.転職サイトについて

 スキルアップ=給与アップとはいかないのが医療の世界ではないかと思います。
給与アップにはやはり転職が一番の近道ではないかと思われます。
下記サイトで給与がアップして転職した方も多数、おられますので登録して相談するのもひとつの手かと思います。
自分も何度かの転職により給与を上げてきています。給与がなかなか上がらないという方は検討しても損はないと考えます。

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私もよく見ていて回りの評判がいいマイナビコメディカルを載せておきます。ぜひ登録してみてください。
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