作業療法士の需要と供給について

こんばんはひろしです。今回は作業療法士の需要と供給について書きました。良かったら、いやぜひ見てください!お願いします!

ひろし先生

1はじめに

まずは今年の理学療法士と作業療法士の合格者数です。

令和4年2月20日(日)に実施した標記試験の合格者数等は下記のとおりのようです。

出願者数 受験者数 合格者数 合格率
理学療法士 13,377人 12,685人 10,096人 79.6%
(うち新卒者) 11,141人 10,549人 9,296人 88.1%
作業療法士 5,920人 5,723人 4,608人 80.5%
(うち新卒者) 5,013人 4,861人 4,311人 88.7%

毎年、理学療法士の半分しか作業療法士は生まれません。総資格者数も理学療法士約16万に対し、作業療法士約8万で半分です。

2合格基準

[理学療法士国家試験]

一般問題を1問1点(158点満点)、実地問題を1問3点(114点満点)とし、次の全てを満たした者を合格とする。

・総得点 164点以上 / 272点
・実地問題 40点以上 / 114点

[作業療法士国家試験]
一般問題を1問1点(158点満点)、実地問題を1問3点(117点満点)とし、次の全てを満たした者を合格とする。

・総得点 165点以上 / 275点
・実地問題 41点以上 / 117点と

と国家試験の難易度に大きな差はありません。 そもそも『共通問題』は作業療法士・理学療法士ともに同じ問題です。
問題の内容は、解剖学、生理学、運動学、病理学、内科学、整形外科学、神経内科学、精神医療学、リハビリテーション概論等の科目です。

『専門問題』は作業療法士のみの問題です。
作業療法治療学、作業療法援助、評価学、作業療法概論、作業療法総論、精神科作業療法、身体障害作業療法等です。

参考 厚生労働省ホームページ

3まとめ

 作業療法士有資格者は理学療法士の約半数しかいないこと、毎年約半数しか有資格者が生まれないことから考えて理学療法士より就職先は安定していると言われています。養成校に問い合わせても作業療法士の方が就職先が多くなっていると返答が聞かれることが多いです。作業療法士と理学療法士は病院、クリニック等の人員基準が別々の事業者や老人保健施設、通所リハビリテーション、通所介護、特別養護老人ホーム等の人員基準が被ることも多いですが絶対数が少ない作業療法士の方が有利ではないかと思われます。

また大きな違として精神科には、人員基準が作業療法士のみため、ほぼ作業療法士しかいないという所です。(ここは大きなポイントです。)このことからも作業療法士の方が需要があると考えられます。需要が多くと供給が少ない作業療法士の就職は理学療法士より有利になる可能性は高いと思います。

まだまだマイナーな作業療法士ですがこれからも良さを発信していきますので作業療法士になるという選択肢を持って頂けると嬉しいです。🥰🥰🥰

次回からも資格や健康、病気、心理、リハビリ、ダイエット、運動、筋トレ等に関する記事を書いていきます。

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