健康に欠かせないDHA・EPA(オメガ3脂肪酸)について

健康やダイエットに欠かせないDHAとEPAについて語ります

 

 

1.オメガ3脂肪酸について

 

オメガ3脂肪酸は多価不飽和脂肪酸です。多価不飽和脂肪酸は体内の様々な機能に関与しています。

その中で特に有名なのはEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)です。DHA・EPAは主に魚介類から摂取できます。

 

ALA(αリノレン酸)を摂取すると体内でDHA・EPAに変換されます。αリノレン酸はえごま油、亜麻仁油等に含まれています。

 

2.DHA・EPAの健康効果について

科学的に根拠のある効果は2つです。「中性脂肪を減らす」「血小板凝集を押さえる」です。

しかし、最近は腸内環境などに関わっているといわれており、今からその健康効果がはっきりしてくるのではないか思います。オメガ6脂肪酸を取り過ぎている現代人がオメガ3脂肪酸を取ることで腸内環境が良くなるといわれています。腸内環境が良くなることでお肌がきれいになったり、アレルギーが緩和されたり等の効果が出る可能性があると思います。私も腸内環境を良くする目的でDHA・EPAのサプリメントを飲んだり、青魚の缶詰を食べたたりと摂取に努めています。

 

3.EPAやDHA、αリノレン酸が含まれる食品として

 

EPAやDHAが含まれる食品

魚(たとえば、サバ、サンマ、マグロ、ブリ、カツオ)

サバ等の青魚の缶詰

甲殻類・貝類(たとえば、カニ、ムール貝、カキ)

のような海産物に含まれています。

 

【水産物等に含まれるDHA及びEPA】

DHA       EPA

クロマグロ・脂身(生)    3,200     1,400

サバ類・開き干し(生)    2,700     1,500

サンマ・皮つき(生)       2,200     1,500

サンマ・缶詰(味付け)    1,700     1,000

ブリ・成魚(生)         1,700     940

サバ類・缶詰(水煮)       1,300     930

ウナギ(かば焼き)           1,300     750

サンマ・皮つき(焼き)    2,000     1,300

カツオ・秋獲り        970        400

マアジ・開き干し(生)    950        400

マグロ・缶詰(水煮)       440        110

※可食部100g当たりの含有量(mg)

文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(七訂)脂肪酸成分表編」より抜粋

 

αリノレン酸を含んでいる食品

 

えごま油、亜麻仁油に含まれます。

 

しかし、えごま油、亜麻仁油は熱に弱いためサラダなどにかけて食べるのがおすすめです。

また酸化しやすいです。開封後はえごま油が約1か月(ビタミンEが入っているため)、亜麻仁油が約2週間で酸化するといわれています。

酸化すると人体に有害だそうです。
良く買うえごま油をのせておきます。

 

4.まとめ

DHA・EPAの健康効果については科学的な根拠がしっかりしているものはまだまだ少ないです。

しかし、腸内環境改善に関わっているなどの論文等もあるようです。

サラダ油やキャノーラ油、肉類等のオメガ6脂肪酸を多くとり、魚を食べない人が多い現代人はオメガ3脂肪酸が不足している人が多いのではないかと思います。それにより腸内環境が悪くなっている可能性も十分にあると思います。

(最近はオメガ6脂肪酸 6:4 オメガ3脂肪酸で取ればよういという記事も見られます)。

オメガ3脂肪酸を摂ることで腸内環境が良くなり、アレルギー等の緩和につながる可能性もおおおいにあるのではないかと考えられます。

副作用もほとんど無いようですし、健康のために摂取量を守りながら摂取していくのがおすすめです。

 

オメガ3脂肪酸はサプリメントとしても摂取できます。いつも飲んでるものをのせておきます。

 

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