目次
1.働きながら取れる准看護師について
最初から看護師(正看護師)になるのがもちろんオススメですが金銭面の関係から、なかなか3年制や4年制の看護師養成校や大学等に進学できないという人には准看護師学校に行くのはかなりオススメです。土日休み午後から授業という学校が多く午前中・土日にがっつり働けます。
現在、看護師の平均年齢は39.3歳であるのに対し、准看護師の平均年齢は49.2歳と約10歳ほど高くなっています。(出典:平成30年賃金構造基本統計調査/厚生労働省)意外と年配の方が多いです。
年を取ってから目指す方も多く、「子育てが子育てが一段落したから」「子どもの頃から夢だった看護師を諦められない」母子家庭なので、生活のために手に職をつけたい」と理由は様々です。特に母子・父子家庭には母子家庭自立給付金及び父子家庭自立支援給付金が受けられる可能性があるためお住いの都道府県や市町村に尋ねてみてください。私の知り合いは母子家庭の方は月に10万程度もらっていました。
2.准看護師のなり方について
出典:日本准看護師連絡協議会ホームページ
出典:日本看護協会ホームページ
①中卒者や高卒者が2年制の准看護師学校に進む。
全国に1校だけ鹿児島県に土日にスクーリングする通信制の形態をとる准看護師学校が存在しましたが今あるかはわかりません。
②中学を卒業し高校の衛生看護科等に進学する。
以上大きく分けて2ルートあります。
3.准看護師学校について
①2年制専門学校の場合は午後から週4日〜5日程度授業があることが多いです。
朝から夕方まで授業を行う全日制
平日の午後や夜間に授業を行う半日制
があります。
4.試験と合格率
①合格率:准看護師試験は、47都道府県で開催されており、合格率は全国平均97~98%と非常に高いです
②試験について:毎年2月に准看護師試験は2回(平日・休日)実施されている。受験場所を変えれば2回受験が可能となる(それぞれの受験場所で出願申請・受理が必要)。
③試験内容:准看護師試験は、下記科目を150問です。
人体の仕組みと働き,食生活と栄養,薬物と看護,疾病の成り立ち,感染と予防,看護と倫理 患者の心理,保健医療福祉の仕組み,看護と法律,基礎看護,成人看護,老年看護,母子看護及び精神看護 |
5.准看護師の就職について(就職が困難ではない)
・准看護師は中小の病院や精神科病院、クリニックや介護施設などには欠かせない存在です。仕事先に困ることはありません。(出典:日本准看護師連絡協議会ホームページ)
6.まとめ
授業料も安い学校が多く、土日や午前中も働ける学校も多いのでおすすめです。場合によっては病院や都道府県等から奨学金や自治体から母子家庭自立給付金及び父子家庭自立支援給付金等が出るケースもあるようです。(返済義務がないものもあります。学校で確認してみてください。)
そして何より准看護師は看護師、保健師、助産師、特定行為看護師、診療看護師等に将来的にはステップアップできるところです。准看護師を取得後は必ず看護師(正看護師)を目指してください。同じ仕事内容でも給料は上がり、職域は必ず広がります。
よかったら以前書いた私が書いた記事も参考にしてください。
看護師の職域や業務範囲の広さ、就職が有利な状況やその理由・将来性について ‘‘看護師の魅力を語ります‘‘他の分野に転職を考えている看護師も必見です
https://hiroshi1111.com/wp-admin/post.php?post=144&action=edit
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書籍等を参考にするのもお勧めです!
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