目次
特定看護師について書きました。よろしくお願いします。
1.特定看護師が行うこと
特定看護師はまず医師が作成した手順書の範囲内において自ら判断し、処置を行うことができます。
２.そもそも看護師が行う診療の補助とは
特定看護師を説明する前に話しておけなければならないのが看護師の行う「診療の補助業務」です。
診療の補助とは 「医事法制上、医行為について、自身の判断により実施することができるのは医師に限定されている。
しかしながら、看護師等（※１）も医学的判断及び技術に関連する内容を含んだ専門教育を受け、一定の医学的な能力を有していることにかんがみ、一定の医行為（診療の補助）につい ては、その能力の範囲内で実施できるか否かに関する医師の医学的判断を前提として、看護師等も実施することができること とされている。
また、医療関係職種（※２）については、看護師及び准看護師の業務独占を一部解除する形で、診療の補助の一部を実施することができる。
※１ 保健師、助産師、看護師及び准看護師
※２ 診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、 視能訓練士、
言語聴覚士、臨床工学技士、義肢装具士、 救急救命士 」とあります。
～厚生労働省 医政局 資料より抜粋～
看護師の業務独占業務である診療の補助とは医行為を一部解除する形で行うものと言えます。その他の専門職は看護師及び准看護師の業務独占を一部解除したものです。
3.特定看護師の役割
病棟においては医師が手術等に入っている際などの緊急時に判断を下す役割を担います。医師がかけつけられない時に病棟を守るイメージではないかと思います。
また訪問間看護ステーションや特養等の医師が不在の施設においても同じような役割を求められるということです。
４.まとめ
特定看護師は今後、医療機関や福祉施設等において必ず必要になる資格です。学費等も出る病院もたくさんあります。求人サイト等で探ししてみたら良いかもしれません。
５.おすすめサイト
