ビタミンDは、私たちにとって非常に重要な栄養素といえます。骨を作るのに関与したり、うつ病を予防したりと色々な効果があるという報告があります。
目次
1. 効果と不足による問題
① カルシウムの吸収促進(効果):
ビタミンDは小腸でのカルシウムの吸収を促進します。カルシウムは骨や歯を作るのに必要なビタミンです。
カルシウムの吸収低下(不足による問題):
ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収が阻害されることがあります。
② 骨を丈夫にする(効果):
ビタミンDはカルシウムと共に働き、骨の形成に関り骨を丈夫にします
骨が弱くなる(不足による問題):
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進するため、不足すると骨の形成が不十分になることがあります。骨密度の低下が起こり、骨が折れやすくなり、骨粗鬆症のリスクが高まることがあります。
③ 筋力維持(効果):
筋力維持にも関与しています。
筋力低下(不足による問題):
筋力低下や筋肉にお痛みが起こることがあります。
⑤ 糖尿病の予防(効果):
ビタミンDの摂取により糖尿病の発症を予防する可能性があります。ビタミンDはインスリンの分泌を調節し、血糖値の制御に関与するのではないかと言われています。
⑥ 免疫システムの補助(効果):
ビタミンDは免疫システムのサポートを行います。ビタミンDが免疫細胞の活性化や炎症の調節に関与します。感染症や自己免疫疾患の予防する可能性があると言われています。
免疫機能の低下(不足):
不足すると免疫細胞の機能が低下し、感染への抵抗力が低下すると言われます。
⑦ 循環器系の健康(効果):
ビタミンDは心血管系を健全に保つ働きがあると言われています。ビタミンDの摂取が不十分であると、高血圧、心臓病、脳卒中などの心血管疾患のリスクが高くなると言われています。
⑧ 精神面を健全に保つ(効果):
ビタミンDは脳のセロトニンレベルを調節することで、精神的な健康に影響を与えると考えられています。
精神面の不健全(不足):
ビタミンDが不足することでうつ病や季節性感情障害(SAD)のリスクを増加させる可能性があるという研究があります。
2.まとめ
ビタミンDは日光によっても生成されます。適度な日光浴をおすすめします。
魚、乳製品、卵黄などにも豊富に含まれていますが明らかに不足している場合はサプリメントによる摂取もお勧めです!
ただし、脂溶性ビタミンであるビタミンDは過剰摂取により体内に蓄積する可能性がありますので用法用量を守ってサプリメントを摂取してくださいね。
※心配な方は管理栄養士や保健師、医師、看護師等にアドバイスを受けることをお勧めします。
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